各国法情報

「条文からはじめる比較法――アジア法プロブレムブック」


発行日: 2026年3月16日

「条文からはじめる比較法――アジア法プロブレムブック」

公益財団法人末延財団「比較法・外国法研究教育プロジェクト」の助成により、2023~2025年度にかけて、「「アジア法プロブレムブック」の作成を通じた若手研究者育成プロジェクト」(研究代表者:松尾陽 日本法教育研究センター長)を実施しました。

本プロジェクトでは、CALEおよび名古屋大学大学院に在籍するポスドク研究者・院生(日本人・留学生双方)を主な執筆者とし、日本法教育研究センター修了生による協力のもと、日本法教育研究センターの所在国(ウズベキスタン・モンゴル・ベトナム・カンボジア)を主な対象とした、条文比較・法制度比較の日本語テキストを作成しました。
日本法教育研究センターの高学年学生向けテキストですが、日本の初学者向け講義や、国際交流活動の素材として用いることもできるようになっています。

本書およびその付録である「ティーチング・マニュアル」は一般公開しています。
cale-jimu@law.nagoya-u.ac.jpまでお問い合せください。


目次

はしがき

◆第1部 各国の紹介 
第1章 国旗 国家の象徴をどう定めるか
第2章 国旗の取り扱い 表現の自由と国旗への侮辱
第3章 国籍 出生による国籍の取得と、国籍の剥奪

◆第2部 憲法システム
第4章 憲法改正要件 誰が、どうやって改正するのか
第5章 政治と宗教 分離か、保護か、統制か
第6章 死刑制度 存置あるいは廃止?
第7章 国家賠償 誰が責任をとるのか

◆第3部 犯罪と刑事手続き 
第8章 交通違反の罰金・反則金 罰は何に比例するのか
第9章 遺失物 民事法の例外
第10章 被疑者・被告人の身体拘束と留置 「逮捕」や「勾留」の意義の違い

◆第4部 家族と労働
第11章 労働関係の成立要件 契約の有無・形式を超えて
第12章 婚姻 法律婚をどう捉えるか
第13章 不貞行為 不貞行為は犯罪なのか?

◆第5部 司法システム 
第14章 弁護士養成制度 弁護士になるための資格取得プロセス
第15章 裁判官の公平性 裁判官の「政治的中立性」とは何か

編集後記
執筆者・調査協力者一覧