イベント
2011年度サマースクール「アジアの法と社会」
- 開催日時
- 2011年08月08日~2011年08月10日
- 会場
- 名古屋大学大学院法学研究科
- 主催
- 日本学術振興会 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラ「国際的発信のできるアジア諸国法研究者・アジア法整備支援研究者の育成プログラム」
「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」、古屋大学総長裁量経費(地域貢献事業)、名古屋大学大学院法学研究科・法政国際教育協力研究センター(CALE)、法務省法務総合研究所
- 共催
- 神戸大学大学院国際協力研究科 、慶応義塾大学大学院法務研究科
- 後援
- 財団法人 国際民商事法センター 、独立行政法人 国際協力機構(JICA)
名古屋大学大学院法学研究科・法政国際教育協力研究センター(CALE)・神戸大学大学院国際協力研究科・慶応義塾大学大学院法務研究科・法務省法務総合研究所では、次世代のアジア諸国法研究者や法整備支援の担い手を育成するための連携企画「パワーアップサマー2011」の一環として、サマースクール「アジアの法と社会2011」を開講致します。
このサマースクールでは、アジアの法と社会を学ぶことの意味、フィールドワークの方法論と研究史、法整備支援をめぐる理論動向、法曹実務家がアジア法整備支援に関わることの意義などについて、国内外の専門家を招聘して集中講義を行い、参加者が基礎知識や研究方法論を習得するとともに、次世代の若手研究者・実務家が出会い、ネットワークを形成する場となることが期待されます。
【プログラム】
【8月8日(月)】(法学研究科・第三講義室)
10:00~10:30 開講式
10:30~12:00 第1部 アジアの法と社会への誘い(1)
基調講演(60分) 鮎京正訓(名古屋大学大学院法学研究科長)
13:00~15:00 第1部 アジアの法と社会への誘い(2)
アメリカにおけるアジア法研究(英語による講義) ベロニカ・テイラー(オーストラリア国立大学・教授)
15:15~18:00 第1部 アジアの法と社会への誘い(3)
法曹実務家とアジア(60分) 山下輝年(法務省法務総合研究所国際協力部長)
日本の法システム(60分) 大屋雄裕(名古屋大学大学院法学研究科・准教授)
懇親会
【8月9日(火)】(法学研究科・第二講義室 第三講義室)
09:30~12:15 第2部 法整備支援の理論
比較行政法学の基礎理論(60分) 市橋克哉(名古屋大学法政国際教育協力研究センター長)
法整備支援の理論と実践(60分) 松尾 弘(慶応義塾大学大学院法務研究科・教授)
13:15~15:15 第3部 法整備支援に携わるためのキャリアパス
職業としての法整備支援専門家(90分) 佐藤直史(JICA国際協力専門員、弁護士)
田邊正紀(元JICA長期専門家、弁護士)
15:30~18:00 第4部 アジアの法と社会を学ぶためのフィールドワーク(1)
(インドネシアの法と社会(60分) 島田 弦(名古屋大学大学院国際開発研究科・准教授)
15:30~18:00 第4部 アジアの法と社会を学ぶためのフィールドワーク(2)
インドの法と社会(60分) 浅野宜之(大阪大谷大学人間社会学部・准教授)
モンゴルの法と社会(60分) 中村真咲(名古屋経済大学・非常勤講師)
【8月10日(水)】(法学研究科・第三講義室)
09:30~12:00 第5部 グローバル化するアジアと法学の課題(1)
アジアの人権(60分) 稲 正樹(国際基督教大学教養学部・教授)
平和構築とアジア(60分) 四本健二(神戸大学大学院国際協力研究科・教授)
13:00~14:30 第5部 グローバル化するアジアと法学の課題(2)
国際経済法とアジア(60分) 水島朋則(名古屋大学法政国際教育協力研究センター・教授)
14:45~15:45 第6部 今後の課題
閉講式
連絡先:
名古屋大学 法政国際教育協力研究センター
e-mail:LinkIconcale-jimu@law.nagoya-u.ac.jp