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交渉コンペティション「日本語交渉の部」でモンゴル国立大学が最優秀賞を受賞

2021年11月14日・15日に開催された「大学対抗交渉コンペティション(INC)」において、モンゴル国立大学が「日本語交渉の部」で堂々第1位の成績を収め、特別賞を受賞しました。

この大会は、住友グループの後援により、2003年から上智大学にて開催されている模擬仲裁・模擬交渉の国際大会で、今回は第19回となります。

新型コロナウイルスの影響で、今回はZOOMでの開催となりましたが、国内外の有名大学25校(合計52チーム)が参加しました。モンゴル国立大学からは英語チーム2チーム、日本語チーム1チームの合計15名が出場しました。日本語チームの学生は全員が日本法コース(CJLM)に所属しており、また英語チームにも3名の学生が参加しました。

問題文は仲裁・交渉あわせて合計50ページ以上にもわたる詳細なもので、参加者は約2か月前から仲裁の準備書面、反論書および交渉の説明資料の作成、プレゼンテーションの練習など、多くの時間を使って準備してきました。東京大学留学中にこの大会に出場した経験のあるO.ノミンチメグ弁護士と、モンゴル日本法教育研究センターの中村良隆特任講師が主に指導に当たりました。

モンゴル国立大学は2017年からこの大会に参加しており、CJLMの学生からなる日本語チームが参加した2018年には7位入賞を果たしました。今回は、日本の強豪校を下し、はじめてのトロフィーの獲得となりました。表彰式で名前が発表されたときには、学生たちは喜びの涙を流したとのことです。