タイ裁判官に対する研修実施

CALEは、2023年9月18日～30日に、タイ最高裁判所事務総局から派遣された裁判官15名に対して、Dispute Management and Access to Justiceと称した研修を実施しました。
これまで、タイ最高裁判所事務総局とは、タイの裁判官の法学研究科への留学生として受入、両機関での講演会を通じて交流を深め、2020年に両機関の教育・研究交流を促進するために覚書を締結し、2023年5月に更新しました。
今回、タイ最高裁判所事務総局から依頼を受け、東京および名古屋にて研修を実施しました。東京では、最高裁判所、司法研修所、在留外国人支援センター、日本弁護士連合会、法務省法務総合研究所国際協力部、東京大学、明治大学を訪問し、裁判所のデジタル化、裁判官養成制度、司法アクセスに向けた取り組みなどについて学びました。名古屋では、名古屋地方裁判所への訪問に加え、名古屋大学にて、裁判官倫理、国際商事仲裁、国際的な子の親権をめぐる紛争、約款規制など、多岐にわたるテーマの講義が行われました。

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