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特殊講義「モンゴル法入門」が「教育グッドプラクティス機構長特別表彰」を受賞

2026年8月26日、東海国立大学機構「第3回教育グッドプラクティス機構長特別表彰」の表彰式が開催され、名古屋大学大学院法学研究科の特殊講義「モンゴル法入門」が、一般科目部門において「教育グッドプラクティス機構長特別表彰」を受賞しました。
「モンゴル法入門」は、名古屋大学大学院法学研究科の村上正子教授と名古屋大学グローバル・マルチキャンパス推進機構のスフバートル・モロム特任助教が担当し、名古屋大学大学院法学研究科及び法政国際教育協力研究センター(CALE)とモンゴル国立大学法学部との長年にわたる学術交流を基盤として、2024年度から開講されている遠隔特殊講義です。
本授業では、モンゴル国立大学法学部の教員である法学研究者や法律実務家が、モンゴルからオンラインで講義を行い、名古屋大学の学生が教室からリアルタイムで参加します。講義は日本語と英語の両言語で行われ、学生は憲法、民法、刑法、行政法など、モンゴルの法制度について体系的に学びます。また、名古屋大学に在籍するモンゴル人留学生も授業に参加し、モンゴルの社会や法制度について補足・解説を行っています。
本授業の特色の一つは、講義を担当するモンゴル国立大学法学部の教員の多くが名古屋大学、名古屋大学モンゴル日本法教育研究センター(CJLM)の修了生であることです。名古屋大学で学んだ修了生が、帰国後、大学教員や法律実務家として活躍し、今度は母国から名古屋大学の学生にモンゴル法を教えるという、大学間交流と修了生ネットワークを活かした「教育の循環」が実現しています。
表彰式では、寺崎一郎教育基盤統括本部長から受賞者の紹介とともに、次のような表彰理由の説明がありました。
「本授業は、モンゴル国立大学法学部教員が『モンゴル法入門』をオンラインにより行う寄附講座で、名大修了生が授業を行うことで、知の循環を実現する国際教育モデルとして高く評価されています。また、民主化に成功した過程とその法制度を現地の当事者から学ぶことで、学生の視野を広げ、留学生の協力による日本語解説や事例検討を通じて、理解と交流が促進されています。今後は、『日本法入門』の開講も予定され、比較法研究や共同学術活動の基礎となることが期待されています。」
また、モンゴル国立大学法学部のB. Amarsanaa学部長からは、今回の受賞に際し、次のコメントが寄せられました。
「このたび、『モンゴル法入門』が教育グッドプラクティス機構長特別表彰を受賞したとの知らせを受け、大変うれしく思っております。本授業は、両大学が20年以上にわたり築いてきた友好関係と学術交流の成果の一つであると考えております。今後も本授業を継続し、さらに充実させていくとともに、新たに予定されている名古屋大学の教員による『日本法入門』の開講を通じて、双方向の教育交流を一層促進し、両大学の友好関係と学術協力がさらに発展していくことを心より期待しております。」
今回の受賞は、モンゴル国立大学法学部のB. Amarsanaa学部長をはじめ、モンゴルからオンラインで講義を担当してくださった多数の研究者や法律実務家、名古屋大学大学院法学研究科、法政国際教育協力研究センター(CALE)、授業を支えてくださった教職員およびモンゴル人留学生など、多くの関係者の継続的な協力によって実現したものです。これまで本授業にご尽力いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
東海国立大学機構「第3回教育グッドプラクティス機構長特別表彰」については、名古屋大学公式ウェブサイトでも紹介されています。

詳細は、下記のリンクをご覧ください。

https://www.nagoya-u.ac.jp/info/kikou/20260827_news.html